平田照樹堂といえば…そう、舞扇ですよね?
異論は認めません(笑)!襦袢や小道具、お化粧品や傘や手拭…何千種類の舞踊商品を扱っていますが、平田照樹堂といったらやはりお稽古や舞台で使用する舞扇が一番人気の商品♪
というわけで、せっかくのこのブログですし、色々と商品を紹介したいなと思いますので、まずは当社オリジナルカタログの「歌舞伎ごのみ 15号」に掲載されている舞扇の中の15-1~15-5の5種類をご紹介したいと思います(^^)/
ネットショップのBASE内にも出ていますし、カタログにもカラーで載っていますが、なかなか現物の魅力が伝わりずらいこともあると思いますので、平田照樹堂の舞扇の紙からお扇子の形に完成するまで、入社してから20年近く、毎日舞扇を見続けている私が、実際の現物を見ながらご紹介させていただきます(^^ゞ
「歌舞伎ごのみ 15号」の舞扇、15-1~15-5
”もっと一気に紹介してほしい!”
なんてお言葉もあると思いますが、一気に書くにはなかなか大変なので、少しずつ、じっくりと書かせてくださいm(__)m
画像も1本ずつ自分で写真をスマホで撮って、それをメールに添付してパソコンに送って、パソコンに保存された画像を貼り付けて1本ずつ紹介文を書く…ここまで全て一人の作業ですのでご勘弁を(笑)
その代わり、私自身が平田照樹堂の舞扇が大好きなので、愛情たっぷりに1本ずつ紹介させていただきます♪
続きも少しずつ紹介させていただきますので(^^)/
本日紹介させていただく舞扇は全て9寸5分、約29cmになります。
各舞扇の画像の下のリンクをクリックしていただくと、BASE内の商品ページにすぐジャンプしますので、お求めの際などは非常に便利ですよ♪
草/水 エ雲 黒ヌリ(15-1)
舞扇 15-1 草/水 エ雲 黒ヌリ 9寸5分 | 平田照樹堂 BASE店 (valleyin.base.shop)
”エ雲”の読み方は、”えぐも”です。カタカナのエに雲の形が似ているのでそう呼んでいます。私達が勝手に名前をつけているオリジナル舞扇ですので、造語かもしれません。
地紙の色はクリーム色のような色で、白ではありません。
カタログではわかりにくいですが、全体の多くに露芝が薄いシルバーで入っています。舞台で踊る時には緑と水色の雲の柄が映える扇ですが、露芝と細かく入る小さな色紙柄がワンポイントになっていて、見た目以上に凝ったお扇子です♪
価格は \5,720(税込)です。
朱/水 エ雲 黒ヌリ(15-2)
舞扇 15-2 朱/水 エ雲 黒ヌリ 9寸5分 | 平田照樹堂 BASE店 (valleyin.base.shop)
15-1の舞扇の色違いのお扇子です。当店オリジナル舞扇の多くは、男女だったり二つのパートで踊ることを考えて、対(つい)の色で作られている扇も多いです。
もちろん対で使用されなくても、お着物や好み、演目に合わせてお好きな色の舞扇を1種類選んでいただければ構いません。「藤娘」や「鏡獅子」のように決まりものの舞扇ではありませんので、好きなシチュエーションで使用していただけます(^^)
こちらの15-2の舞扇も、細かく露芝と色紙が散りばめられていますので、実際に手に取ると凝った作りになっているのがよくわかるお扇子になっています。
価格はこちらも \5,720(税込)です。
青霞金砂子 スス竹 (15-3)
舞扇 15-3 青霞金砂子 スス竹 9寸5分 | 平田照樹堂 BASE店 (valleyin.base.shop)
最近流行りのキラキラした舞扇はちょっと…という方に好まれる渋い雰囲気の舞扇。
”インスタ映え”などを狙いたい方には不向きです^^;
タイトルには青霞とありますが、シルバーに近い感じの薄い青色で、全体的に締まった感じに仕上がっていて、スス竹の雰囲気とも非常にマッチして大人の雰囲気をもつ舞扇です♪
霞の柄は比較的様々なお着物に合わせやすいので、困った時は霞柄から選んでみるのもいいかもしれません。
こちらの舞扇は現在3本しかなく、紙がこちらにあってもスス竹の骨が入らない可能性があるので、自然と貴重なお扇子になっています。スス竹の骨はこちらで確保している数が少ないので、ひょっとすると現在の3本が売り切れると廃番にしてしまうか、スス竹以外の骨で作成するかもしれませんm(__)m
お値段は \7,480(税込)です。
妻水ダイヤ流水 タメヌリ (15-4)
舞扇 15-4 妻水ダイヤ流水 タメヌリ 9寸5分 | 平田照樹堂 BASE店 (valleyin.base.shop)
余計なアピールが少なくて私も大好きで、発売当初から人気のある舞扇です。
シルバーの流水部分は画像だと伝わりませんが、実は箔になっていますので、動きに合わせてキラキラと輝きます♪この輝きも、ひたすらキラキラがあるとややうっとうしい場面もありますが、細い流水の柄ですので、少し控えめにキラっとする感じで、この点も非常に私は好みです(笑)
しっかりと入ったブルーと白の紙の色、そこに目立ち過ぎないシルバーの流水、骨はタメヌリでアクセントが入って、舞台では当然、旅芸人さんへのプレゼントなどにも人気です♪
誰かに買われて私の手元から旅立っていく(舞扇は基本的に私が全て箱に詰めています)度に、「この舞扇で踊ってもらえると嬉しいなぁ♪」と個人的に幸せになれる舞扇です(^^)
価格は \5,170(税込)です。
妻赤ダイヤ流水 タメヌリ (15-5)
舞扇 15-5 妻赤ダイヤ流水 タメヌリ 9寸5分 | 平田照樹堂 BASE店 (valleyin.base.shop)
先の15-4の色違いの舞扇。見た目はコチラの赤色の方がタメヌリの骨と合っていて、落ち着いた雰囲気です。
”赤”といっても濃い、深い赤色ではなく、ワインレッドのような上品な赤になります。
グループで合わせて踊られる時にも非常に見栄えの良いお扇子で、女踊りに使用していただくと美しく、舞台で踊っていただく際に人気です(^^)
在庫の変動が激しく、タイミングによっては在庫切れになる時もありますが、現在このブログを書いている私の側に、数本は大事に出来上がりがありますので、しばらくは大丈夫かと思います(笑)
価格は15-4と同じで \5170(税込)です。
舞扇の在庫、価格
舞扇だけに限りませんが、在庫はタイミングによってすぐに変動してしまいます。
そして舞扇の場合は、紙がなかったり、骨がなかったり、職人さんによっては新しく作るとなると、原材料の高騰により価格も上がっていたりしますので、新しく紙から作ることになると、価格が上昇してしまいます。
そして新しく舞扇の紙から作成するとなると、何十枚も作らなくてはいけませんので、現在の在庫がなくなると、廃番にしてしまう場合もございます。
価格が変わればこちらのブログ内やBASEでの販売価格も変更していく予定ですので、予めご了承くださいませm(__)m
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